マネジメント知識帳

ピープルマネージャー向けの知識をまとめています

行動随伴性とは?

行動の「随伴性(ずいはんせい)」とは、行動分析学において、行動と同時もしくは直後に起きた状況の変化との関係を表すものです。

人は無意識に、人間の行動は、その人の「こころ」が引き起こしていると思いがちです。ある人がなかなか言うことを聞いてくれなかったり、自分にとって迷惑なことを続けられた場合、子供であれば「問題児」といわれたり、大人であれば「自己中心的」といわれるなど、個人自体を攻撃するレッテルを貼ってしまいます。

しかしこれらを、人間の「こころ」が引き起こしているという思い込みでなく、客観的視点から行動の原因に着目した「随伴性」をみることで、個人行動の罠を避けることができます。